• 創業明治39年。日本一綺麗な仲卸。
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今期のシイタケはSexy?

毎度湯川です。
気温が下がってきて各地の原木椎茸の入荷が増えてきました。最近の椎茸のセリは大分の箱入り原木椎茸から始まります。「森の大統領」(今期まだ見てません)、「森の大将」(ちょいちょい入ってます)といったブランドが例年流通しておりますが、ここ数日のメインになっている生産者のブランド名は「もっこり君」。毎年見るブランドですが、初めて知った時にはなかなかインパクトがあると感じたものです。
確か、先のアメリカ大統領選の時期には「オバマ」・「ヒラリー」・「トランプ」と等級分けされてましたが(その時はまだセリ台に立ってなかったので同じ生産者のものか定かではないですが)、「大統領」・「大将」に被せてるんだと思ってました。
で、この秋からは、「孝太郎」・「進次郎」というネーミングで始まり、そうきたかと思っていたところ、「クリステル」も登場して、他の仲買人と「ええんかいな」と顔を見合わせました。
生産者表示400g入り、入り数が明記されており(16入りから5入りくらいまで)、入荷量が十分な時は700円から800円くらいでお渡し出来ます。ちなみにここ数日孝太郎君をあまり見ません。
で、もう一種「金太郎」というものもあり、市場の椎茸担当に聞くと、○イズミ一家とは品種違いということ。肌にドンコのような模様がなく、きめ細かい感じで、なんか美味しそうです。
シールがもっこり君ではなく「ネオキノコ」となっていますが、セリ台の隣に立つ他の仲卸の跡取りさんが教えてくれたところ、もっこり君生産者の跡取りさんが作っている品物ということです。
高齢化がどんどん進んでいる日本の農業の状況(夏にキノコは売れない上、原油高・運賃上昇・ダンボールも値上がり・かつてない台風被害など、生産者は大変です)の中、親子の品物が並ぶとなんか嬉しい気持ちになりました。

昔祖父が庭に椎の木を組んで菌を植えて、毎年椎茸が出るのを待ってましたが、私の記憶では一度も生えてきませんでした。椎茸って作るのが難しいと刷り込まれてます。
以上。