毎度湯川です。ネットニュースで話題になっていたので、存在は知っていたのですが、最近買って読みました。京都市出身者による『京都嫌い』という本です。
出版されてからしばらくたって買ってみるとなんか大ヒットしてるみたいです。著者は生まれも現在の職場も京都市内という学者さん。出身地の嵯峨について、「嵯峨は京都と違うで」と言われ続けてきた積年の恨みをモチーフに書かれた本です。実際の内容はご一読ください。
私は1200年以上前に都じゃなくなった平城京の、ずっと南の、誰の墓ともわからない古墳に囲まれたところの出身なので、外から眺める目と、実際京都に暮らしている人間からの視点と、両方から読めました。
「随所に主となる」という言葉を大事にしようと思いました。
以上。